奈良のお水取り

東大寺二月堂の修二会(しゅにえ・お水取り)は、天平勝宝4年(西暦752年)より始まり、
以来、一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきているそうです。

行中の3月12日深夜には、「お水取り」といって、若狭井という井戸から観音さまにお供
えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われます。
この行を勤める練行衆の道明かりとして、3月1日から12日まで、夜毎、大きな松明に火が
ともされます。

杉玉に火がつけられ階段を上ってきます
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杉玉の火の粉が闇の中に美しくとても荘厳な儀式です
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今年一番の寒さと言われたこの日、従兄たちと一緒に東大寺二月堂へ
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行事が始まるまでの間、準備の様子を見せて頂きました
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この杉玉をつけた竹は60㎏もあるそうです。
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お客さまもどんどん増えて来ます 
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by kaguyawing | 2015-03-12 22:42 | 四季折々に | Comments(2)  

Commented by kanmyougam at 2015-03-13 16:32
3月1日から12日までのお水取り道あかりなのですね。
杉のたまに火をつけて燃やして明りにするのだとはじめて知りました。
ここを何回か通りましたけどお水取りの日には通っていません。
いい経験ですね。
Commented by kaguyawing at 2015-03-15 00:34
♪ kanmyougam さん、こんばんは。
最終日の杉玉は直径70センチもあるそうです。
いつもはテレビニュースで見るだけでしたが、行って良かった~。
迫力がありました。
多くの見物客も寒い中黙って静かに待っていたのが印象的でした。

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